入院治療部
「人間性を高め、医療従事者としての専門性を最大限に活かす」をスローガンとして、患者さまの症状緩和に努め早期に地域社会に復帰できるよう援助いたします。
私たち入院治療部は、患者さまを中心に専門職チームでサポートすることを第一に、患者さまに寄り添い、患者さまの立場にたった医療を提供いたします。
患者さまの『心の声』に耳を傾け安心・安全に入院生活が送れるようにします。
病棟
安心して治療と回復に専念できる環境
安全と安心を支えるチーム医療
各病棟では、依存症、認知症、一般精神疾患など、さまざまな病状に対応できるよう、医師、看護師、介護士、公認心理師、作業療法士、精神保健福祉士などの多職種が、密に連携を取りながら患者さんをサポートしています。
継続的な専門看護・ケア
入院されている患者さんの状態を見守り、夜間や休日を問わず、それぞれの病状に応じた継続的で専門的な看護・ケアを提供しています。安心して療養生活を送っていただける環境です。
個別性を重視した治療計画
患者さん一人ひとりの病状や生活背景、目標に合わせて、入院中もチームで治療計画を検討し、柔軟に対応します。
回復を促す療養環境と活動
病棟は、治療の場であると同時に、患者さんが人としての繋がりを大切にし、孤独を感じることなく、回復や社会適応への道を歩むための生活の場でもあります。
人との繋がりを大切に
医療スタッフはもちろん、他の患者さんとの交流を通じて、安心して過ごせる雰囲気づくりを重視しています。
生活リズムの調整と活動支援
病棟内でのレクリエーション活動や、治療の一環として行われる集団プログラムなどを通じて、生活リズムを整え、意欲の回復を促します。
私たちは、ご入院中の患者さんが、心身ともに穏やかに過ごし、再び社会で安心して生活を送れるよう、温かく専門的な支援を提供してまいります。
作業療法学科
・楽しみを見つけたい
・体力がなくなった
・ゆっくりした時間がほしい
・人付き合いや話すことが苦手
・退院後の生活が不安
などの困りごとや不安に対して楽しみの機会の提供、リラックスやストレス解消の方法、人付き合いの方法、余暇時間を上手に使う方法などを一緒に考え、行っています。
作業プログラムは手芸や創作、音楽活動や軽スポーツなどを行っています。SST（社会生活技能訓練）などの小人数グループもあります。
臨床心理科
臨床心理科では、主にカウンセリングと心理検査を担当しています。
カウンセリング
こころの中にある「誰にも言えないこと」や、いつの間にか身についた「考え方の癖」が生きづらさの原因になることがあります。カウンセリングという安全な場で安心して話をし、自分自身を見つめなおすことで、生きやすさを増やすお手伝いをしています。
カウンセリングには医師の指示が必要です。ご希望の方は、主治医にご相談ください。予約制（予約料3,000円）です。詳しくはお問合せください。
心理検査
患者さん一人ひとりに合った治療の方向性を見つけるために、性格の傾向やこころの状態、得意なことや苦手なことなどについて心理検査を行います。
心理検査には医師の指示が必要です。たくさんの種類があり費用や所要時間も異なります。詳しくはお問合せください。
薬剤科
私たち薬剤科は薬物治療を通じて、患者さまに貢献できるよう日々精進しております。
薬剤科の理念「5right」
- 正しい患者
- 正しい薬剤
- 正しい投与量
- 正しい投与経路
- 正しい投与時間
調剤・監査
主に入院患者さまのお薬を調剤しています。間違いのない様に再二、再三のチェックを行っています。
薬剤管理指導
入院患者さまに対して、お薬の説明を行っております。疑問・質問はもちろんの事、不安を感じておられるところ、不満に思っておられる事、どんな事でもお気軽にご相談ください。また副作用の発見にも努めております。
他職種との協同
チーム医療の一環として薬剤科も連携を怠りなく行動しております。
感染防止
地域病院のネットワークに参加し、最新の情報をお届けできるようにしています。
いつでも窓口にお越しください。
栄養科
栄養科では、医師の指示に基づき、患者様一人一人に合わせた食事提供を行っております。
食事状況を確認し、より食べやすい食事形態に変更したりなど、他職種と連携して患者様の栄養状態の改善に努めています。より安全でおいしい食事提供を心がけています。
食事の種類
- 一般食：常食（普通、一口大、刻み）、ソフト食、ミキサー食、経口流動食
- 治療食：エネルギーコントロール食、たんぱくコントロール食、心臓病食
その他、アディクションリハビリテーションプログラム(ARP)の一環での集団食事指導や、栄養相談等行っております。食事や栄養に関するお悩みは、お気軽に管理栄養士までご相談ください。