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- アルコール依存治療プログラム
私たちは、アルコール依存症の入院治療と、その後の断酒生活の支援を継続的に行います。 アルコール依存症は、アルコールの持つ依存性によって発症する病気で、薬物依存の一つです。私たちは昭和44年の開院以来、アルコール医療に携わってまいりましたが、平成15年より、より一層の治療内容の充実を図るため、チームアプローチの確立、デイケアの充実などに努めてまいりました。
現在は、入院でのアルコール・リハビリテーション・プログラム(ARP)やデイケアでの外来プログラム、そして退院後に生活支援としてのグループホーム「ひかり」での援助の継続や訪問看護、加えて患者様にとって必要不可欠な家族の支援を体系化させるための「アルコール家族会」運営など、本人の意思を尊重しながら家族も支援していくという、層の厚いケアを実施しております。

(倉光病院:「アルコール家族勉強会ハンドブック」より一部改変)
アルコール依存症は本人の心がけの問題ではなく、病気です。
この病気については誤解や偏見(意志の弱い人、酒にだらしのない人など)がまかり通っており、正しく理解している人は少ないのではないでしょうか?
アルコール依存症とは、アルコールをコントロールして飲むことができなくなった状態です。 酒を少量でも口にすると、ほどよい量で切り上げることができず、やがて必ず酒による問題を起こします。
つまり、適度に飲みながら正常な日常生活を送るということは、もはやできないのです。 アルコールの持つ依存性によって、アルコール依存症が発症したのです。
- コントロール障害:少量でも口にすると、程よい量で切り上げられない。
- 離脱症状(身体依存):アルコールが切れたとき出現する。
- 強迫的飲酒欲求(精神依存)が起こる。
- 飲酒による弊害が起こっているにも関わらず、酒をやめられない(価値観の逆転)
*1、2を特に、アルコール依存症の2大特徴と言う。
- 習慣飲酒が始まる
機会あるごとに飲む。気分の高揚を求めて飲む。酒に強くなる(耐性の形成)。酒量の増加 - 精神依存の形成(依存症との境界線)
ほとんど毎日飲む。リラックスするのに酒が必要。生活の中で飲むことが優先になる。 - 身体依存の形成(依存症初期)
酒が切れると、寝汗、微熱、下痢、不眠などの軽い離脱症状。飲む時間が待ちきれずイライラする。家族が酒を控えるよう注意し始める。 - トラブルが表面化(依存症中期)
離脱症状、病的な飲酒行動、家庭内のトラブル、ウソ、隠れ飲み - 人生の破綻(依存症後期~末期)
酒が切れるとうつ状態や不安に襲われるため飲む。
連続飲酒発作、離脱時の幻覚、肝臓その他の疾患の悪化などで、家庭や仕事を失う。最後は死に至る。
*慢性進行性で死に至る病気。30代で発病し内科を受診し、40代で精神科に入院し、50代で死に至るという経過がよく見られる
男性版 (KAST-M)
下の問いのすべてにお答えください。
”はい””いいえ”いずれか当てはまるラジオボタンをチェックし、”判定”ボタンをクリックすれば、自動的に点数を計算し、あなたの飲酒問題の有無を判定致します。
女性版 (KAST-F)
下の問いのすべてにお答えください。
”はい””いいえ”の当てはまるラジオボタンをチェックし、”判定”ボタンをクリックすれば、自動的に点数を計算し、あなたの飲酒問題の有無を判定致します。
アルコール依存症に治癒(飲める体に戻ること)はありませんが、回復することはできます。
一滴も飲まない「断酒」を続けることで、健康を取り戻し、社会生活を送ることができるようになります。








